東京でハモ(鱧)を買うならやっぱり築地!
どうも。築地のサブちゃん、スタッフSです!
毎度のことながら、その日のお酒のおつまみを求めて、お仕事の合間に築地魚河岸を徘徊しているわけでございますが、今回は比較的王道な食材を取り上げたいと思います!そう。夏味覚でおなじみの鱧(ハモ)でございます。
実は何を隠そう、築地のサブちゃんスタッフSは10年ほど大阪に住んでいたことがありまして、その際に「夏はハモ、冬はふぐ」という教育をみっちりと受けたので、夏と言えばハモというのが毎年お決まりのパターンなのです!スタッフSの地元、知多半島でもよく食べるのですが、やはりその人気度は関西が一番という感じですね。
ハモは関東ではあまりなじみがないかもしれませんが、関西では京都を中心に非常にポピュラーなお魚で、特に淡路島のものが有名です。小骨が多い魚のため「骨切り」という技術が重要になってくるという特徴がありますが、築地のサブちゃんが提携している築地魚河岸の鮮魚店で売っているハモは骨切り済みのものも多いので、まだ食べたことがないという方は是非狙ってみて下さい!一般に旬は初夏から夏にかけてとされていますが、産卵後の秋のハモも脂が多くて美味しいです。店頭の様子をチェックして季節で食べ比べてみるのもいいですね。
築地魚河岸でハモを販売しているおススメのお店
さて。まずは築地でハモを買えるお店を見ていくことにしましょう。築地でハモを売っているのは鮮魚店ですが、骨切りの技術が求められるので、扱っているお店は限られています。そして、ハモは「鮮魚」なので、扱っているハモのサイズ感やブランドなどで価格もけっこう変動します。お店ごとに販売ロットとおおよその価格の傾向はあるので、好みのお店を見つけてみるとよいお買い物ができると思います!
築地のサブちゃんにお問い合わせいただければ扱いのあるお店からお好みの商品をご提案することもできますので、お気軽にLINEメッセージでお問い合わせください!
肉厚な骨切りハモを販売!築地わたなべさん
まずはわたなべさんです。貝類のイメージがあるわたなべさんですが、季節になると写真のとおり、肉厚ないい感じのハモが並びます。1パック1000円~2000円くらいとやや価格の幅はありながらも、品質は安定しているので、ハモを検討している際は、是非わたなべさんの店頭をご覧ください!
骨切りハモが1本単位で買える 山治さん
鮮魚の扱いが多い山治さんでも骨切りはもが買えます。山治さんは切り身のコーナーでこんな感じで売られています。ほかの切り身などと同じく、比較的リーズナブルに1本から買えるので、もう一品!なんて時でも気軽に買えるのがうれしいですね。
リーズナブルな骨切りハモが買える
京富さんにもハモの扱いがあります。約1本分のハモが入ったパックが1000円前後で購入可能です。肉厚でボリューミーなハモが比較的リーズナブルに購入できます。店主は料理人の経験もあり、お店で施される丁寧な骨切りの技も見事です。
ハモの扱いをお見逃しなく! 阿部水産さん
定番のふぐ、海藻類などに加えて、日替わりで鮮魚を仕入れている阿部水産さんでも骨切りハモの扱いがあります。小ロットから購入できる場合もあるので、ハモを検討の際は阿部水産さんの店頭もチェックしてください!
ブランドはもの扱いあり! 堺周さん
築地魚河岸ではカニのイメージが強い堺周さんですが、実は豊洲では鮮魚全般を扱う仲卸。ハモの季節にはハモを店頭で扱うこともあります。堺周さんはハモ以外もそうですが、確かなブランドの品を揃えるのが特徴。産地や品質にもこだわる方は是非堺周さんの店頭もチェックしてみてください。
活けのハモが買える 大仲さん
ここまでは骨切りハモの扱いの話をしてまいりましたが、活けのハモも築地では購入可能!水槽がある、大仲さんで扱いがあります!当然、活けのハモも購入可能ですが、骨切りまではしていただけませんのでご注意を(事前相談いただければ開くところまではOK)。自分で骨切りもできちゃいます!って方は是非大仲さんの活けのハモもご検討ください!
ちなみに活けのハモ以外に、骨切りハモも大仲さんで時々扱いがありますのでお見逃しなく!
さて。ここまで、築地でハモが買えるおススメのお店をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。いろいろお店があって、産地やロットも様々なので、もし全部は見切れない・・・という方は、築地のサブちゃんまでお気軽にお問い合わせくださいね!
築地で買ったハモを調理して食す!
さて。お次は実食です。
いろいろ調理が大変だと思っている方も多いと思いますが、骨切りハモは切って料理するだけの超お手軽食材!捌いたり下処理をしたりということは基本必要ありません!
ハモは基本的に加熱料理が基本(骨をすべて抜いて刺身にするということもなくはないようですが、一般的ではありません)。お好きな大きさにカットして煮るなり焼くなり好きにできます。骨切りハモは実は調理の面でも手間いらずな食材なのです!
ハモのもっともポピュラーな食べ方は湯引きです。先ほどの骨付きハモをぶつ切りにして、お湯でさささと茹でるとこんな感じで皮が反って、花が咲いたような感じになります。お醤油ではなく酢味噌か梅肉で食べるのが関西ではポピュラーな食べ方です。写真は市販されているチューブの梅肉で食べていますが、まあ充分すぎるくらい美味しいですよ!
焼き物、煮物、揚げ物、なんでもOKのハモですが、個人的におすすめなのがこちらの「ハモすき鍋風」です。ハモの産地、淡路島では同島特産のタマネギと合わせて食べる「ハモすき鍋」という食べ方が人気なのですが、それを家庭で簡単に作ったものとお考え下さい。
作り方は超簡単です。市販の濃縮めんつゆを気持ち薄目に割って(お好みでけっこうです)、タマネギ(新タマネギがベスト)を煮込みます。ハモのアラで出汁を取れるとベストですが、まあなくても問題ありません。
そこにぶつ切りにした骨切ハモを加えて、火が通ったら豆腐を加えて完成ですw
豆腐はあってもなくてもよいですし、豆腐以外の具材を入れても勿論OKです。
これがまた、あっさりしたハモの風味に、あっさり麺つゆのお味と玉ねぎの甘みが加わって簡単なのに妙にウマいんです!ハモの旨みが出たつゆで食べる豆腐も絶妙!〆はそうめんでも粋という逸品です!本場のハモすき鍋では締めにハモの子(卵巣)を入れ、卵でとじて「ハモの子丼」にするという食べ方もあります!ハモの子は丸集海幸橋店様でたま~に見かけますので、もし気になる方は築地のサブちゃんスタッフまでご相談ください。
さて。いかがでしたでしょうか。ハモ!なんとなく調理方法が分からず敬遠していたという方にも、意外とハードルが低い食材だということがお分かりいただけたかと思います(お店の方が骨切りしてくださっているのに感謝です)。以前ご紹介した石垣貝と同様、ハモは夏場から9月いっぱいくらいまでによく出回ってる食材になるので、まだ食べたことがない、今年はまだ食べていない!という方は是非この機会にお試しくださいませ!
築地のサブちゃんとは?
築地専門の買い物代行サービス「築地のサブちゃん」は、築地魚河岸提携店舗様の商品をみなさんの代わりに買って当日配送する買い物代行サービスです(毎週金・土曜日8:30~10:00/当日配送エリア:東京23区)。
「築地は好きだけどなかなか行きづらい」「美味しいお魚を食べたい!」といった時には、築地のサブちゃんがお役に立てるシーンもあるかと思います!ぜひご利用ください!
事前相談がおすすめ!
サービスご利用日当日、いきなりのご注文よりも、「こんなものが食べたいんだけど…」「ブログに出ていた○○は今週もありそう?」などと、事前にご相談いただけると、取り置きのご対応や価格帯の確認などができる場合があり、当日のお買い物がスムーズになります!当日朝にやりとりができない方を中心に、前日までに事前相談&ご予約されて、当日は受け取るだけ!というお客さまも多数!築地のサブちゃんスタッフへの事前相談・お問い合わせは大歓迎ですので、ぜひお気軽にご連絡くださいませ。
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