築地でなまこを買ってさばいてみた。売っているお店もご紹介!

2月 9, 2021 | スタッフのお魚小話

築地で買ったなまこで晩酌をする

どうも。築地のサブちゃんスタッフSです。今日もお魚の小話をしていければと思います。

と言いながら今回取り上げるのはお魚ではなく「なまこ」です。あまりイメージがないかもしれませんが、なまこの旬は冬です。冬には市場にも多く出回り、春にかけてだんだん数が減っていきます。食用にするのは青ナマコと赤ナマコ、黒ナマコあたりですが、東京の鮮魚店で見かけるのは赤ナマコが多い気がします。

赤ナマコは新鮮なものを買ってきて家でさばいて、ポン酢をぶっかけるだけで手軽なお酒のおつまみになります。ちょっとグロテスクではありますが、さばくこと自体は難しくありませんし、値段もむちゃくちゃ高いというわけではないので(だいたい量り売りですが小さいものだと1個500円~1000円くらいで買えます)ちょっとしたおつまみには手軽な食材です。

築地で売っているなまこの種類と扱っているお店

築地で最もポピュラーなのは赤なまこ!

築地の赤なまこ

食べていく前に、まずは築地で売っているなまこの種類と扱っているお店をチェックしておきたいと思います。

まず、築地でもっとも扱いがあるのが、こちらの赤なまこですね。なまこは養殖ものというのはなく、基本的に天然ものなので、価格はいろいろなのですが、だいたいキロ2000~3000円くらいが相場です。なまこ1個はせいぜい数百グラムなので1個なら1000円いかないくらいで買えることもままあります。

築地魚河岸内でなまこを扱っているお店は、大仲さん、わたなべさん、京富さん、菊市さんなど。このうち大仲さん、わたなべさん、京富さんは築地のサブちゃんの提携店舗なので、なまこの入荷があれば、23区内なら当日配送が可能です。新鮮ななまこをゲットしたい方はお気軽に築地のサブちゃんスタッフまでお問合せください!

築地のアカナマコ

赤なまこはこうした袋で売られていることもままあります。この状態でもだいたい1袋2000円前後が相場といった感じでしょうか。

リーズナブルな青ナマコも扱いあり!

築地の青ナマコ

ちなみに、青ナマコだと赤ナマコより少し安くなることが一般的です。能登産など一部ブランド化されている青ナマコもありますが、総じてリーズナブルに手に入れることができます。ただ、赤なまこに比べると入荷している日は少ない気がするので、見つけたら買うといった感じですね。扱っているお店は赤ナマコを扱っているお店とあまり変わらず、京富さん、大仲さん、わたなべさんあたりが中心となります。

高級な乾燥なまこの取り扱いもあります!

築地の乾燥ナマコ

今回の記事の趣旨とは異なりますが、乾燥なまこも売っています。200gで5万円、500gで12万5000円と痺れる値付けですが、高級食材として、北田水産さんなどで扱いがあります。北田水産さんも築地のサブちゃん提携店舗なので、乾燥なまこを手配する必要がありましたら、是非築地のサブちゃんスタッフまでお問合せくださいませ!

築地で買ったなまこをさばいて刺身にする

なまこの刺身

さて。そんなわけで築地でナマコが手に入りましたら、さっそくさばいてまいりましょう。今日はシンプルに生のままカットしてなまこポン酢でいただきたいと思います。

ナマコは生命力が強いので水槽に入っているものを買ってきて冷蔵庫に入れておけば夜までフツーに生きています。ペチペチたたくとキュッと固くなるのがラブリーです。ただ、死ぬとすぐにデロデロになってしまうので、あまりもったいぶらずにさっさと食べてしまうのがよいでしょう。

なまこの捌き方はシンプルですが、けっこういろいろな流派があります。スタッフSはとりあえずナマコのぬめりを落として、お尻のところから包丁を入れて真っ二つにして内臓を取り出す流れでやることが多いです。あとは内膜をスプーンかなんかでこそげて、身を好きな形にカットすれば基本はOKです。内臓も洗って塩をふったらウマいのですが、まあそこはご自由にといった感じです。表面のぬめりについてはタコのぬめりと同じで食べたからどうというものでもないので、それなりに洗っておけばあまり気にしないでもよいかなという感じです。

なまこをさばく動画は山ほどあるのですが、肩の力が抜けていて、初心者向けという意味ではこの動画のさばき方が参考になるかなと思います。要は、内臓取って、身をカットすりゃいいんだという、シンプルななまこのさばき方がイメージできるかと思います。

なまこ

今回のなまこはまだけっこう砂を飲んでいたので、腸の中は砂まみれでした。こんな状態でも流水で洗えば綺麗になりますので、丁寧に洗ってあげてください。なまこの腸を綺麗に洗って塩をふって揉みこんでやると、珍味の「このわた」になります。ほかのわたも一緒に塩をふって、少ないですがおつまみにしてみました。

なまこ

というわけであっと言う間にできました。なまこポン酢です。カットしたなまこにミツカンのポン酢をかけただけの簡単メニューですが、そのシンプルさがまたよしです。

なまこ

あとはこいつで一杯やるだけです。なまこはこう見えて歯ごたえがあって実にウマい!!なんちゃってこのわたもいい酒のつまみになります。薄くカットすると意外と時間が持つので酒飲みにとってはコスパもいいおつまみになりますよ!

築地のサブちゃんでは当日朝に実際に店頭に並んでいる商品の写真を配信するので、旬のナマコがいくらで売られているのか確認してからお買い求めいただくことが可能です!もし写真にない場合でも「ほかのお店にあったら買ってきて!」とスタッフにお申し付けいただければ探しに走ります!

もし、この記事を見て、ナマコをさばいてみたくなってしまった方は築地のサブちゃんLINEからお問合せ、ないしツイッターアカウントをフォローの上、入荷状況をチェックしてみてください!

築地のサブちゃんとは?
築地専門の買い物代行サービス「築地のサブちゃん」は、築地魚河岸提携店舗様の商品をみなさんの代わりに買って当日配送する買い物代行サービスです(毎週金・土曜日8:30~10:00/当日配送エリア:東京23区)。
「築地は好きだけどなかなか行きづらい」「美味しいお魚を食べたい!」といった時には、築地のサブちゃんがお役に立てるシーンもあるかと思います!ぜひご利用ください!

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築地のサブちゃんでは提携店舗様の商品を毎週金曜日8時30分頃より注文用写真ページにアップしているほか、SNSでは随時、提携店舗様の情報や旬のお魚、その料理方法などを発信しております。ぜひ、築地のサブちゃんのLINEでお友達登録、またはTwitterアカウントをフォローのうえ、チェックしてみてください!

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