2025年5月13日〜17日に取引された豊洲市場のウニ相場の動向をまとめました。直近の卸値推移や価格予測をチェックして、飲食店様は仕入れの判断材料にご活用ください。
卸売数量
卸売数量は若干上下あるが概ね横ばい。前年平均程度の水準を推移。
価格傾向
安値傾向を維持。前年平均40-60%程度低い水準を推移。
予測推移
前年同時期の傾向として、卸売数量は微増し、価格は下落傾向を継続。1ヶ月程度の長期でみると価格上昇に転じる見込み。
豊洲市場ウニ卸売数量推移
以下のグラフでは、豊洲市場で取引されたウニ(せり)の卸売数量の推移と、2025年5月17日時点の数値を示しています。最新2週間程度の卸売数量は若干の上下はありますが同程度の水準を維持しており、前年同時期28日間の平均と比較しても同水準を維持しています。

豊洲市場ウニ卸売価格推移
以下のグラフでは、豊洲市場で取引されたウニ(せり・赤)の卸売価格の安値の推移と、2025年5月17日時点の数値を示しています。最新2週間程度の卸売価格は下落傾向です。前年同時期7日間の平均と比較すると60-70%の安値、前年同時期28日間の平均と比較すると40-60%の安値であり、昨年に比べると安値傾向が継続しています。
注意: 全てのウニの種類を分析することは複雑になりすぎるため、ウニ全体の価格推移を表現しやすく、データの欠損も少ないせり価格、赤に分類されるウニの価格推移を表しています。全体の価格傾向は近くなる想定です。

ウニの今後の価格予測
上記2つの豊洲市場のウニ卸売数量と卸売価格推移のデータ、前年同時期の価格帯と前年翌週/翌月の傾向から、次のような傾向が推測されます。
卸売数量:短期的には同程度の卸売数量または微増と予測されます。月単位では同程度よりやや低水準となる可能性がございます。
卸売価格:短期的には下落傾向や低い価格水準が継続すると予測されます。一方で、月単位では価格上昇傾向となる可能性が推測されます。
今年はウニの価格が全体的に抑えられた水準で推移していますが、そろそろ価格の上昇に転じる可能性がありますので、飲食店など仕入れを検討されている方は価格の変化に注目です。
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