天使のエビでカンジャンセウを作ってみたら、天に召された

3月 2, 2021 | スタッフのお魚小話

カンジャンセウが食べたい

どうも。築地のサブちゃんスタッフのSです。

突然ですが、スタッフSは旅行が好きで、ちょいちょい暇を見つけては海外旅行に行っています。海外に出かけては現地の市場を見たりお魚料理を食べたりするのが好きなのですが、最近はコロナがあり、そうした旅行にもなかなか行けません。

特に日本と同様、お刺身文化がある韓国に行くときにはいろんな海鮮が食べられるのが楽しみだったのですが、しばらくは行けそうにありません。

スタッフSが韓国に行ったときに食べたくなるのが、カンジャンケジャン(蟹の醤油漬け)やカンジャンセウ(海老の醤油漬け)です。これらの料理は日本国内でも食べられるのですが東京の韓国料理屋さんで食べるとそれなりの値段するため、価格や本場の味付けを考えるとやっぱり韓国現地で食べたくなりますよね・・・。

そんな中、悶々としていたスタッフSですが、築地のサブちゃんのお仕事をするようになって築地魚河岸に出入りするようになってからあることに気が付きました。

「三栄商店さんの天使のエビでカンジャンセウを作ったらきっとウマいのではないだろうか・・・ニタア」

三栄商店

以前、天使のエビの記事でもご紹介しましたが、築地のサブちゃん提携店舗の三栄商店様の商品です。お手頃価格で癖がなくお刺身で食べて絶品。しかも養殖なので年中安定的に手に入るといういい感じのエビなのです。

本場韓国ではカンジャンセウには新鮮な大正エビやパナメイエビを使ったりすることが多いのですが、日本だと生食できるエビは車エビか甘えび、よくあるアルゼンチン赤エビあたりが相場です。どれで作っても美味しいとは思うのですが、車エビや甘えびで作るのもなんか違う感じがするし、赤エビは安くて大きいのは魅力ですが、ちょっと臭みが気になります。

その点、天使のエビは癖がなく生食にも適していて、しかも安いということで、東京でささっと買えるエビの中ではもっともカンジャンセウにピッタリなのではないかと思った次第なのであります。

天使のエビは巷のスーパーではほとんど出回っておりませんが、築地魚河岸の三栄商店さんでは手軽に購入可能です。カンジャンセウ目的でなくとも気になる方は是非お試しください!築地のサブちゃん経由で購入もできますので、値段やロットなど是非お気軽にスタッフまでお尋ねください!

天使のエビでカンジャンセウを作っていく&おススメのレシピ

天使のエビ

というわけで、天使のエビでカンジャンセウを作ってまいりたいと思います。まずエビは焼酎で軽く揉み洗いします。天使のエビはそんなに臭くないので、神経質にならんでもいいかなと思います。
洗ったら、ひげや前の方の脚など食べるときに邪魔な部位をハサミで切り落とします。
身のところの殻も取ると味がよく染みますが、今回はそのままでいきました。

カンジャンセウ

次に、タレづくりです。
「カンジャンセウ タレ」で検索すると山ほどレシピが出てきますが、すごくシンプルなものから、韓国食材店に行かないと買えないようなものを使ってる本格的なものまでいろいろあって困ってしまいます。まあ、要は好みなので、自分なりにアレンジするのが吉だと思います。

本場の味も踏まえつつ、日本で揃えやすい材料で作っているという意味ではこちらの動画のレシピがバランスがいいかなと思います。魚好きの間ではおなじみ「きまぐれクック」さんの動画ですね。動画ではシャコをつけていますが、エビを漬けてもウマいと思います!

スタッフSは上記の動画を参考にしつつ、以下の材料をベースに作りました。醤油と炭酸水を1:1で入れて、あとの材料はそれに合わせて量を調整するイメージです。各材料はご自分の好みで強弱つけてください。

・九州醤油(なければフツーの醤油でいいと思います)
・炭酸水
・水あめ
・干ししいたけ(戻し汁ごと)
・りんご
・ねぎの青いとこ
・しょうが
・にんにく
・こんぶだし(顆粒)
・鷹の爪

これをベースに酒とみりんで少し味を調えました。こいつをぐつぐつ煮立たせます。

カンジャンセウ

タレを煮て、粗熱を取ったら、水洗いした生の天使のエビをドボンします。

カンジャンセウ

辛いのが好きな方はここに青唐辛子をちらします。これで、1日~2日寝かせれば完成です。3日以上は衛生的にも避けた方がいいかなと思います。

カンジャンセウを食らう

カンジャンセウ

そして2日後。

さあ、できましたよ~。デュホホホホ(笑い声です)、こりゃあ、うまそうだ・・・。

カンジャンセウ

頭をパカっと取ると、御覧のとおり、みそがドゥルン!チュパッと吸えばたちまち昇天でございます。

カンジャンセウ

殻をとって、身をパクリと食べると、こりゃあウマい・・・!プリっとした天使のエビの特性から、タレを吸いすぎずしっかりしたエビの甘みとタレの濃厚さが絡んで絶品でございます。これはアカンやつだ。この一尾で焼酎水割り一杯あけられますね笑

カンジャンセウ

さらにこのエビを前にスタッフSの悪だくみは続きます・・・。

カンジャンセウ

はいキタコレ!ごはん+卵黄+カンジャンセウ様でございます!!これに漬けダレかけて、韓国海苔ちぎってかきこんだら、もう、もう、天に召されます~!!これはごはんが秒でなくなります!!ウメェ!!ウメェーーー!!!!

・・・という訳でおかしなテンションになってしまいましたが、天使のエビでカンジャンセウを作ってみたら、漬けダレをまとった天使のエビたちによって、文字通り天に召されそうになったスタッフSなのでありました・・・。

韓国旅行に行けない今、築地の三栄商店さんで天使のエビを買って、自分好みの醤油ダレに漬け込む。そして2日後に最高の晩酌を楽しむ・・・こんなルーティンを確立するのも悪くないのではないでしょうか。

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